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キャンプの薪割り方法って?初心者に必要な道具について解説

キャンプ 薪割り 初心者
2024/11/11
キャンプの薪割り方法って?初心者に必要な道具について解説

皆さんはキャンプといったらまず何を思い浮かべますか?


「テント」や「キャンプ飯」など、色んなものが思い浮かぶと思いますが、キャンプといったら何と言っても「焚き火」!

キャンプを盛り上げてくれる焚き火には、燃やすための「薪」が必要なので、自動的に薪を割るというプロセスも必要になってきます。


本記事では、キャンプ初心者の方に知ってもらいたい薪割りに必要な道具やあると便利な道具などを紹介します。



キャンプの薪割りの魅力とは?初心者にもおすすめ


キャンプの醍醐味でもある「焚き火」。


焚き火をするなら薪を買うだけではなく、薪割りにも挑戦したくなりますよね。


日常ではできない、キャンプだからこそできる薪割りもキャンプの醍醐味の1つです。


キャンプ場やホームセンターなどで購入した薪は、大体が木の幹を大きいままカットしただけのものが多いので、燃えにくく、煙ばかりが出てしまいます。


焚き火を楽しくしたいなら、薪を適当な大きさにする薪割りが必要です。

この薪割りの工程もキャンプの楽しみとして、道具を揃える人も増えています。

薪割りの方法は色々ありますが、今回は薪割りに必要な道具について次項で紹介します。


初心者必見!キャンプで使う薪割りに必要な道具


薪割りには、様々な道具があります。


一般的には以下の4つを使うことが良いです。

・手斧

・鉈(なた)

・ナイフ

・キンドリングクラッカー


それぞれの使い方について詳しく見ていきましょう。


手斧


手斧は、おもに片手で振る小型の斧です。

主に薪の小割りや枝払いなど、通常の両手で振るう斧よりも細かい作業に用いられます。


手斧を使っての薪割りは、薪を割っている実感を得られやすいです。

大人がしっかりとそばにいて注意していれば、子どももできます。

手斧を使っての薪割りは、次のような手順で行います。

①手斧を薪に少し充てる

②そのまま薪の底を地面に当てていく

③手斧が薪の中にどんどん入り込み、自然と割れていく


上から大きく振りおろしたり、力を入れる必要はほとんどありません。

また、薪の底ま手斧が入っていなくても、ある程度まで割れていれば、手で割くことも可能です。



手斧と同じように、鉈(なた)を使っての薪割りも可能です。


パワーは斧よりも劣りますが、鉈は斧よりも薄いため、小さな薪割りに向いています。

薪割りに鉈を使う場合も、手斧と同じ要領で行うといいでしょう。

また、薪割りには両刃のものがおススメです。

片刃は構造上、枝切りの方が向いています。


鉈は刃の面が広いので、周囲に十分注意して使用しましょう。


ナイフ


実はナイフでも薪割りをすることができます。

ナイフを使う場合は、ナイフを木材で叩き込み、木を割っていく方法があります。

これはバトニングと呼ばれ、自然の中で生活していくための知恵の1つです。


キャンプで使用するナイフの選ぶポイントとしては、刃の金属がハンドルの後端まで通っている「フルタング構造」がおすすめ。

しっかりとしていて、薪割りなどのハードな場面でも刃が折れにくい構造となっています。

刃渡りは10cm程度のものが使いやすいです。


フルタング構造は一般的に高額。

低価格なものはナイフ鋼材が安価であったり、ハンドル内部の金属部分が細くなったり、薄くなっていることも。

そのようなタイプのナイフはバトニングに不向きです。


キンドリングクラッカー


薪割りに慣れていなかったり、子連れでのキャンプだと、刃物を扱うのは不安です。

そんな時は、キンドリングクラッカーを使ってみてはいかがでしょうか。


キンドリングクラッカーは、ニュージーランドの少女によって発明された簡単で安全に薪割りができる優れもの。

薪割りをする母親の安全を心配して作られたキンドリングクラッカーは安全リングの中に薪をセットしてハンマーで叩いて薪を割る、斧や鉈を使わない薪割りアイテムです。

安全リングで薪を固定することで薪を外すこともないですし、刃物を使わず薪割りをするため、初心者の方も薪割りを楽しめます。


キャンプ場によっては、自由に使えるように置いてあることも。

土などの柔らかな地面だと、薪にハンマーの力が伝わりにくく割れないこともあるので、薪割り台を置くなどの工夫が必要な場合もあります。


初心者必見!キャンプで使う薪割りにあると便利な道具


前項ではキャンプで薪割りに必要な道具について紹介しましたが、ここではあると便利な道具について紹介します。

具体的には、以下の4つです。

・薪割り台

・厚手のグローブ

・研ぎ石・シャープナー

・薪スタンド


それぞれを詳しく見ていきましょう。


薪割り台


薪割りは、キンドリングクラッカーに限らず、薪割り台があると非常に安定した状態で行うことができます。


薪割りを楽しむには、まず安全確保が大切です。

そのためには、しっかりとした土台が必要になります。


土台としては平らな面のある切り株もおすすめですが、ネットやアウトドアショップにある薪割り台を購入しておくと安心でしょう。


厚手のグローブ


薪割りをする時は、手を守るためにできるだけ手袋を身に付けましょう。

軍手のようなものでもいいのですが、薪割りに慣れていない初心者は怪我が心配なので、厚手のグローブタイプがおすすめです。


ホームセンターやアウトドアショップにも様々な種類の手袋やグローブがありますので、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。


研ぎ石・シャープナー


実は、意外と見落としがちなのが研ぎ石やシャープナーです。


安価な斧やナイフは刃が付いていないものもあり、刃物ではなく鈍器の状態です。

そのままの状態では薪割りができませんので、刃が無いものは手入れする必要があります。


せっかく薪割りの道具を購入したのに、いざ使おうと思ったら刃がなくて薪割りが出来なかった…という残念なことにならないためにも、研ぎ石やシャープナーを準備しておくと安心です。

また、刃物を研ぐときは怪我防止のためにもグローブをしましょう。


アウトドア用のコンパクトで持ち運びがしやすいタイプの研ぎ石やシャープナーも販売されていますので、ぜひ一度チェックしてみてください。


薪スタンド


薪スタンドを焚き火の傍に用意しておくと、一気に焚き火の雰囲気が良くなります。

また、地面に薪を置いたままにしておくと、地面のコンディションによっては薪が湿ってしまうこともあり、薪の状態が悪くなってしまうこともありますし、薪の置きっぱなしは見栄えもあまり良くありません。


そこに薪スタンドがあると、薪の状態も維持されますし、見た目もおしゃれで雰囲気が良くなります。

余った薪はそのまま包んで保管も可能ですし、持ち運びも便利なタイプも多く出ていますので、購入を検討されてみてはいかがでしょうか。



キャンプ初心者も薪割りにチャレンジしてみよう!


今回の記事では、キャンプ初心者の方に知ってもらいたい薪割りに必要な道具やあると便利なものについて紹介しましたが、いかがでしたか?


キャンプの醍醐味である焚き火。

その前段階としてある薪割りもすると、キャンプの楽しさがより深まるかもしれません。


キャンプを深く楽しみたい方はぜひ、薪割りから挑戦してみてみましょう。


本記事が道具選びの参考になれば幸いです。

ぜひ、楽しいキャンプを実現してください。

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