キャンプするなら準備するものは?事前に知っておくべき事や持ち物など解説
皆さんはキャンプをするならどんなことを準備しますか?
実は、道具以外にもたくさん準備すべきことがあるのです。
今回の記事では、キャンプの準備に必要なことや物について紹介します。
これからキャンプを始めよう、と考えている方や久しぶりにキャンプをする方はぜひ参考にしてください。
キャンプの準備:目的を考える
キャンプを始めるなら、まずは「キャンプで何をしたいのか」を考えましょう。
例えば
・キャンプ泊をしたい
・キャンプ飯を作って食べたい
・皆でBBQしたい
・自然の中で遊びたい
・焚き火を炊いてゆっくりしたい
などです。
初めてのキャンプだと、最初からすべて行くことはまずありません。
1つだけ、これだけは絶対やりたい!ということを決めておくとキャンプの目的が達成しやすくなるでしょう。
キャンプの準備:キャンプスタイルを考える
キャンプといっても、色々なスタイルがあります。
キャンプをするなら、どのようなスタイルでキャンプをしたいのかを考えておく必要があります。
例えば宿泊の有無や人数の違い、泊まる場所等です。
キャンプスタイルや目的によって準備する道具が変わってきますので、どんなキャンプがしたいのかを考えましょう。
キャンプの準備:日程を決める
キャンプをするなら、キャンプをする季節や日程を決めましょう。
おすすめの季節は、比較的過ごしやすい「春」か「秋」です。
夏や冬だと必要な荷物が多くなるので、その点も考慮しましょう。
季節を決めたら、具体的にいつキャンプをするのか日程を決めましょう。
キャンプをするなら連休で、キャンプから帰ってきた翌日も休みの日がおすすめです。
祝日を含めた連休日や夏休みシーズンなどはキャンプ場が特に混みやすいので、日程によっては予約が必要な場合もあります。
キャンプの準備:キャンプ場を選ぶ
行く日取りを決めたら、次に準備することはキャンプ場を決めることです。
キャンプ場にはいくつか種類があり、広大な土地の中で小分けにされたスペースの中でキャンプが楽しめる区画サイトや、大きな区画の中で自由にテントを張ることができるフリーサイトに分けられます。
また、ファミリーキャンプをする方は子どもが急に体調を崩してしまった時のことも考え、近隣に病院があるキャンプ場を探すのもおすすめです。
初心者におすすめのキャンプ場の選び方のポイントは以下の通りです。
・自宅から遠くないキャンプ場を選ぶ
・キレイなトイレがあるか
・シャワーや浴場はあるか
・売店やレンタル用品はあるか
・キャンプ場スタッフは常駐しているか
それぞれを詳しく見ていきましょう。
自宅から遠くないキャンプ場を選ぶ
自宅からキャンプ場までの距離があると、キャンプ場のチェックインの時間に間に合わせるために、早朝から出発する必要があります。
キャンプ場に行くまでに疲れてしまうと、本末転倒ですよね。
キャンプに慣れていないと、キャンプ場でのテントの設営や食事の準備などで疲労が溜まりやすくなってしまう可能性もあるので、余裕を持って行動するためにも、自宅から遠くても2時間以内の範囲にあるキャンプ場を選びましょう。
キレイなトイレがあるか
キャンプ場に設置されているトイレの清潔さも非常に気になるポイントです。
トイレ周りが清潔かどうかで、キャンプ場で過ごす快適さは大きく変わってきます。
キャンプ場の中には和式トイレしかないところもありますので、キャンプ場を選ぶ際には事前に設置されているトイレの状況を調べておきましょう。
シャワーや浴場はあるか
キャンプ場によっては、シャワーや浴場がないところもあります。
その場合はキャンプ場の敷地から出て、離れた場所にある温泉や浴場まで向かう必要があります。
そうなってしまうと、移動で疲れてしまうことも。
そうならないためにも、初めからシャワーや浴場が設置されているキャンプ場を選ぶと安心です。
こちらも事前に調べておきましょう。
売店やレンタル用品はあるか
キャンプ道具の中で、焚き付けやガス缶、炭などの消耗品は忘れやすいアイテムの1つです。
いざキャンプ場に来て忘れ物があると、食事が作れなかったりすることもあります。
そうなると、キャンプでの楽しい雰囲気が崩れてしまうことも。
また、薪や炭は荷物にもなるので、現地で調達できると持ち物が軽くなります。
最初のうちは、重い道具はレンタルで揃えるのがよいでしょう。
持ち運びの負担も考えて、初めはキャンプ場で購入したりレンタルしてみるのもいいですね。
キャンプ場スタッフは常駐しているか
キャンプ場のスタッフは24時間いる場合もあれば、日中のみ・ 日中でも時々顔を出す程度などキャンプ場によって様々です。
スタッフは緊急時だけでなく、テントの設営や火起こしまで困った時に助けてくれるので、特にキャンプ初心者にはとても頼りになります。
より安心してキャンプをしたい方は、キャンプ場の公式HPなどでスタッフがどの時間帯にキャンプ場にいるのかチェックしておくと良いでしょう。
また、何かトラブルが起きた時にも頼れるので、キャンプ場のスタッフが常駐しているかどうかは事前に調べておきましょう。
キャンプの準備:道具を揃える
キャンプスタイルやキャンプ場が決まったら、キャンプ道具を揃えましょう。
最低限揃えておくと安心な道具は以下の通りです。
ただし、キャンプスタイルによっては必要な道具や数も変わってきますので、あくまでも参考にしてください。
・テント
・グランドシート
・タープ
・ペグ&ペグハンマー
・寝袋・シュラフ
・毛布
・インナーマット
・LEDランタン
・テーブル&チェア
・クーラーボックス
・焚き火台
・バーベキューグリル
・トング
・バーナー
・まな板&包丁
・食器
ソロキャンプの場合
車でキャンプ場に行く場合は、荷物をたくさん積載することができるので、そこまで携帯性にこだわる必要はありません。
少し大きめのテントや重さのあるキャンプ道具を購入しても大丈夫なので、キャンプ道具選びの幅も広がるでしょう。
ただし、バイクでキャンプ場に行く場合は、携帯性に優れたコンパクトなキャンプ道具を購入する必要があります。
また、どのくらいの大きさ・重さなら自分のバイクに積むことができるのかを調べておくと、道具選びがスムーズに進みます。
最近では、ライダース用のテントやキャンプ道具がリリースされているので、「ライダース」をキーワードに道具を選ぶのもおすすめです。
電車やバスなどの公共機関でいく場合は、リュックに収まるようにコンパクトかつ柔軟性のあるキャンプ道具を選ぶのがポイントです。
また、荷物を減らすために、キャンプ場で道具をレンタルすることも考えておいて損は無いでしょう。
カップルキャンプの場合
日帰りのキャンプの場合は2人用のテントやタープ、テーブル&チェアを持って行きましょう。
上記に加えて、調理道具や食器、バーナー、焚き火台などを持って行くと、その場でご飯が作れたり焚き火やコーヒーを楽しめたりと、カップルキャンプの幅がぐんと広がります。
食事については食事をお弁当や近隣の外食店でとるか、キャンプ場で作るかによっても持ち物が異なります。
荷物を減らしたい場合はキャンプ場外で食事をするのもおすすめです。
宿泊キャンプの場合、デイキャンプで必要となるものに加えて、夜を越すための準備が必要です。
また、以下の道具もあると、より快適にキャンプを過ごせるでしょう。
・アウトドア用扇風機(夏場)
・アウトドア用ヒーター・ストーブ(冬場)
・ジャグ(水を貯めるタンク)
・カメラの三脚
デイキャンプでもテント泊キャンプでも共通して言えるのが服装です。
デートだからおしゃれだけを重視!ではなく、日差しや虫、寒さから身を守れるアウトドアファッションを心がけましょう。
ファミリーキャンプの場合
お子さんの年齢にもよりますが、子連れでファミリーキャンプをする場合に、上記で述べた道具以外におすすめな道具は以下の通りです。
・着替え&おむつ
・帽子
・おもちゃ
・救急用品
それぞれ詳しく見ていきましょう。
■着替え&おむつ
子どもは大人より汗をかきやすいので、着替えを余分に準備しておきましょう。
また、おむつが必要な子どもがいる場合は、普段より多めに準備しておくと安心です。
洗濯物など汚れた衣類や使用済みおむつを入れる袋などもセットで準備しておくこともおすすめです。
■帽子
春から夏、秋にかけてのキャンプ場は特に紫外線も強いので、帽子は日焼け・熱中症対策のために必須です。
汚れに強くすぐ乾きやすい化学素材(ポリエステル)のものや走り回っても取れにくい首紐付きの帽子を準備しておくと安心でしょう。
一緒に汗拭き用のタオルもあるといいですね。
■おもちゃ
広々とした敷地でキャンプやバーベキューを楽しむアウトドアでは、子どもが自由に走り回れる場所にもってこいです。
他にも、花火・ボール・トランプ・バドミントン等を持っていくと盛り上がること間違いないでしょう。
また、テントの中で遊べるトランプなどのカードゲームもおすすめです。
■救急用品
急なケガの応急処置に備えておきたいアイテムが救急用品です。
消毒薬や止血帯など、持ち歩きしやすいバッグに入れて準備しておきましょう。
子どももですが、大人もいつケガするか分からないので、用意しておくと安心です。
事前準備をしてキャンプを成功させよう
今回は、キャンプの準備に必要なことや道具などについて紹介しました。
初めてキャンプに挑戦される方や久しぶりにキャンプをされる方は、ぜひ事前に準備できることを押さえてキャンプを楽しみましょう。
キャンプ道具で悩まれている方は、キャンプ場やメーカーによっては道具を貸し出してくれるところもあるので、チェックすることもおすすめです。
本記事が、皆様のキャンプが楽しくなることにお役立ていただけると幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。