キャンプに必要な料理道具とは?必須な物からあると便利なものまで紹介
キャンプと聞いたらテントや焚き火を思い浮かべがちですが、料理はどうでしょうか?
最近はキャンプでの料理やご飯を楽しむ方も増えてきており、キャンプ料理用の道具も多くのブランドから販売されています。
今回は、キャンプに必要な料理道具について、必須なものからあると便利なものまで紹介します。
キャンプで楽しく料理をしたい、と考えられている方はぜひ最後までご覧ください。
キャンプ用の料理道具を選ぶポイント
キャンプの楽しみの一つでもあるキャンプ飯。
そんなキャンプ飯を楽しむために欠かせないのが作る工程とキャンプでの料理用の道具です。
近年、コロナ渦の影響でキャンプを楽しむ人が増え、キャンプ用の調理道具の種類も増えてきました。
中には、複数の調理器具を持っている人も少なくありません。
多数のキャンプ用調理器具がある中で、料理をするならどんな器具を選べばいいのか迷う方も多いはず。
そんな方向けに、キャンプ用の料理道具を選ぶポイントを解説します。
具体的には以下の通りです。
・必要最低限の物から選ぶ
・使用人数で選ぶ
・収納性で考える
それぞれを詳しく見ていきましょう。
必要最低限の物から選ぶ
キャンプ用の料理道具は、持ち運びに便利な軽量でコンパクトな物や焚き火などで使える物など、家庭用の物とは異なる便利な機能を備えた物が数多く販売されています。
しかし、色々ある方が便利なはず!と思って最初から一気に揃えると、実は使わなかった…という物もあるかもしれません。
特にキャンプ初心者の方は、他にも揃える物があるので出費を最小限に抑えたいところ。
ですので、キャンプ用の料理道具を揃えるなら、本当に必要な料理道具から揃えていくことがポイントです。
無駄なく必要な料理道具選びをするために、必須な物とそうでない物に分けて考えましょう。
使用人数で選ぶ
キャンプ用の料理道具を選ぶ際に注目したい点は、どれぐらいの人数で使用するか、です。
試用人数に合わない道具を選択してしまうと、複数回料理をする必要があったり、人数が少ない割に大きな道具を使うと片付けが面倒になる場合があります。
ソロキャンプやファミリーキャンプなど、キャンプスタイルによって適したサイズが異なるため、事前に自分のスタイルに合った物を購入するようにしましょう。
収納性で考える
キャンプ用の料理道具は細かいアイテムが多く、収納場所に困る人も多くいるようです。
キャンプ用の料理道具を選ぶ際には、折りたためるものだったり、コンパクトに収納できるアイテムを選ぶといいでしょう。
また、持ち運びの面でも軽量なものや運びやすいものを選ぶことがポイントです。
キャンプ用の料理道具で必須な物
ここでは、キャンプ用の料理道具で最低限揃えておきたい必須なものを紹介します。
具体的には以下の通りです。
・包丁・ナイフ
・鍋(クッカー)
・ガスバーナー
・BBQコンロ/グリル
・箸・スプーン・フォーク(カトラリー)
それぞれを詳しく見ていきましょう。
包丁・ナイフ
キャンプに限らず、料理に必要な道具と言ったら包丁やナイフ。
食材の皮むきをしたり、切ったりするのに必要不可欠なアイテムです。
キャンプ用だと、ナイフ型のものと包丁型のものがあるので、用途に応じて使い分けるのが良いでしょう。
アウトドア用には錆びにくいもの、グリップが手に馴染むものを選んでください。
また、料理以外の作業と兼用したいのであればナイフを、料理だけで使いたい場合は包丁を選びましょう。
アウトドアブランドの包丁の中には、野外の調理もスムーズにできるよう刃がギザギザに加工されたタイプもあります。
その他折りたためるタイプのものや、鞘(さや)がついているもの、握りやすいなどのポイントもチェックしましょう。
鍋(クッカー)
キャンプだけでなく、登山などでも活躍する、万能な調理器具として定番なのがクッカーです。
持ち運びに便利な鍋・フライパンがセットになっているものもあります。
選ぶ際は、料理したいものが入る直径と容量で選ぶとよいでしょう。
材質は軽量・安価なアルミ製や、保温性や耐久性に優れたステンレス製のものが多く販売されています。
家庭用の鍋やフライパンでも代用できますが、クッカーの方がはるかに軽く、持ち運びも快適です。
小物入れとしても便利な形状のものがあるので、1つ持っておくだけでも重宝します。
ガスバーナー
キャンプ場で料理やお湯を沸かすのに重宝する「ガスバーナー」。
クッカーと合わせて持っておきたいアイテムです。
シングルバーナーやツインバーナー、トーチ型などさまざまなタイプがあります。
ガスバーナーは場所を選ばず好換えて、火力調整も簡単です。
BBQコンロ/グリル
キャンプと言ったらBBQ!
ガスを使用するコンロか炭火を利用するグリルか、どちらを選ぶかで調理できる料理も利便性も変わります。
フタをして蒸せるもの、オーブン機能がついているものもあるので、自分が作りたい料理に合わせて選ぶといいでしょう。
箸・スプーン・フォーク(カトラリー)
料理を食べる際に必要なカトラリー(箸・スプーン・フォーク)は、錆びにくいステンレス製や価格と耐久性のバランスが良いチタン製など、素材ごとの違いに着目して選びましょう。
どんなメニューにも対応できるよう箸・スプーン・フォークの3つを揃えておくと安心ですが、一本で3役をこなす便利アイテムも販売されているようですよ。
家庭用のものでも代用はできますが、キャンプ用に揃えておくと気分も上がるのではないでしょうか。
キャンプ用の料理道具であると便利な物
ここでは、キャンプ用の料理道具であると便利なものを紹介します。
具体的には以下の通りです。
・焚き火台
・ダッチオーブン
・ホットサンドメーカー
・ケトル
・飯ごう
・キッチンテーブル
それぞれを詳しく見ていきましょう。
焚き火台
焚き火台は、夜を照らしてくれる、キャンプを盛り上げる焚き火をするための台です。
焚き火以外にも、網やダッチオーブンなどを使用することで、調理にも使用可能です。
近年、多くのキャンプ場で、環境に悪いという観点から直火での焚き火が禁止されていることが増えてきました。
そのため、キャンプをするなら焚き火台の必要性は高まりつつあります。
また、単純に焚き火を楽しむ以外に、料理用として役立つのもメリット。
キャンプやバーベキューを楽しむ際に1つは用意しておきたいアイテムです。
焚き火台があると、キャンプ飯の幅が広がります。
焚き火台は火力を調整することもできるため、じっくり煮込んだり、焼いたり、バリエーション豊かなキャンプ飯を楽しめるでしょう。
ダッチオーブン
煮る・焼く・蒸すなど、なんでもできる万能鍋がダッチオーブン!
蓋の上に炭や薪を置くことで上からも熱を加えられ、名前の通りオーブンのように使うこともできるのが特徴です。
蓄熱性の高く肉類をより美味しく仕上げる鋳鉄製が主流ですが、メンテナンスしやすく比較的軽量なステンレス製もおすすめ。
好みによって選びましょう。
ダッチオーブンがあるとキャンプの雰囲気もぐっとアウトドアらしくなりますよ。
ホットサンドメーカー
ホットサンドメーカーは、手軽にアウトドアメニューを楽しめる便利なアイテムです。
ファミリーキャンプだけでなくソロキャンプでも大いに活躍します。
食パンに好きな食材を挟んで焼くだけで絶品ホットサンドが完成するほか、最近ではパン以外のメニューに活用する人も増えています。
シンプルにホットサンドを焼いてもいいですが、上下を分けて小型フライパンのように使用して簡単な焼き料理を作る時に便利です。
キャンプに持っていくならコンセントのいらない直火式がおすすめ!
パンの耳まで入るか、焼き目はどうか、具がどれだけ入るかなどを基準に選びましょう
ケトル
灰などの混入を気にせず、一度に大容量のお湯が沸かせるケトルは、カップ麺を作ったり、温かい飲み物を淹れたい時にあると便利なアイテムです。
選び方のポイントは容量と素材。
ソロキャンプ用であれば容量500ml~1L、ファミリーキャンプ用は1~2Lほどを目安に選ぶと良いでしょう。
ケトルは軽量で安価なアルミ製と、頑丈で耐熱性に優れたステンレス製が主流なので、求める性能をチェックしておくと安心です。
飯ごう
飯ごうは野外で使用できる携帯用炊飯器のことです。
鍋のようで使いやすい「円形」と、ソラマメのような形の「兵式」、2つの形が主流ですが、中に中蓋がセットされているもの、蓋がフライパンとして使用可能なものなど、様々な種類があります。
中にはIH対応のものもあり、普段使いもできるものがありますよ。
キッチンテーブル
キャンプ時に「調理をするためのテーブル」として準備したいのがキャンプ用キッチンテーブルです。
無くても大丈夫ではありますが、あれば以下のようなメリットがあります。
・普段使用するキッチンに近い環境で調理できる
・調理スペースと食事スペースをわけられる
・調理道具や食材を整理しやすい
キッチンテーブルは荷物としては1つ増えますので、テーブルが1つあれば十分だという人、組み合わせて使えばOKという人など、いろんな意見があります。
それでもキャンプでの料理にこだわりたい人にとっては、キャンプ用のキッチンテーブルは非常に便利なアイテムなので、揃えておくことがおすすめです。
道具を揃えてキャンプでの料理を楽しもう
今回は、キャンプ時の料理道具として最低限必要なものから有れば便利なものまで紹介しました。
キャンプの醍醐味でもあるキャンプ料理を楽しむためにも、ぜひ道具を揃えていきましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました。