キャンプ初心者は必見!ソロキャンプの魅力と注意点
近年、1人でキャンプをするソロキャンプをしている人が増えてきましたね。
芸能人もソロキャンプをしているところをテレビ番組で観ますし、その人気は高くなってきています。
今回は、キャンプ初心者に知ってもらいたいソロキャンプの魅力と注意点について解説します。
これからキャンプを始めよう、という方はぜひ参考にしてください。
キャンプ初心者必見!ソロキャンプの魅力とは?
近年、注目が高まっているソロキャンプ。
ファミリーやグループが多かったキャンプ場も、1人でマイペースにキャンプを楽しむ人の姿が増えています。
ソロキャンプの魅力と言えば、「何をしても自由」という解放感。
1人なので、全て自分が好きなタイミングで何かをできるため、自由気ままに過ごすことができます。
ソロキャンプの人気が高まった理由として、以下の二つが挙げられます。
- 新型コロナウイルス
- 漫画
それぞれを見ていきましょう。
新型コロナウイルス
2019年の終わりから2023年にかけて、日本のみならず世界に影響を与えた新型コロナウイルス。
日本では何度も緊急事態宣言が発令され、不要不急の外出を控える期間が続きました。
そんなコロナ禍で注目を集めたのが、密を避けながら楽しめるアウトドア「ソロキャンプ」。
自然の中でのんびり過ごせるソロキャンプは、緊急事態宣言でたまったストレスを解消してくれる存在として、一気にブームになりました。
現在はコロナ渦が緩和されていますが、今後ますますソロキャンプも盛んになっていくのではないでしょうか。
漫画
ソロキャンプがブームになったきっかけとして、「ゆるキャン△」の存在も考えられます。
ゆるキャン△とは、女子高校生たちがキャンプする漫画で、アニメや実写版ドラマ、映画にもなり一躍話題にあがりました。
最近、ソロキャンプを始めた人の中には、「ゆるキャン△を観てキャンプに興味を持った」という方も数多く、その影響力の大きさが伺えます。
アニメ内では、キャンプの知識なども盛り込まれているので、楽しみながらキャンプの知識を身につけたい方にはおすすめの漫画です。
キャンプ初心者必見!ソロキャンプの道具の選び方
ここでは、キャンプ初心者の方にぜひ見てもらいたい、ソロキャンプの道具の選び方について解説します。
ソロキャンプでもファミリーキャンプでも、まずは道具を選ぶところから始まりますが、まずは「キャンプに行く方法」を考えましょう。
車でキャンプに行く方が多いと思いますが、中にはバイクでいく方や電車などの公共機関を使われる方もいるはず。
どうやってキャンプ場に行くのかでキャンプ道具の選び方も変わってきますので、まずはキャンプ場までの行き方を考えましょう。
車で行く場合
車でキャンプ場に行く場合は、荷物をたくさん積載することができるので、そこまで携帯性にこだわる必要はありません。
少し大きめのテントや重さのあるキャンプ道具を購入しても大丈夫なので、キャンプ道具選びの幅も広がるでしょう。
バイクで行く場合
バイクでキャンプ場に行く場合は、携帯性に優れたコンパクトなキャンプ道具を購入する必要があります。
また、どのくらいの大きさ・重さなら自分のバイクに積むことができるのかを調べておくと、道具選びがスムーズに進みます。
最近では、ライダース用のテントやキャンプ道具がリリースされているので、「ライダース」をキーワードに道具を選ぶのもおすすめです。
公共機関で行く場合
電車やバスなどの公共機関でいく場合は、リュックに収まるようにコンパクトかつ柔軟性のあるキャンプ道具を選ぶのがポイントです。
また、荷物を減らすために、キャンプ場で道具をレンタルすることも考えておいて損は無いでしょう。
キャンプ初心者必見!ソロキャンプの場所の選び方
初めてのソロキャンプでは、どこへ行こうか迷われる方も多いと思います。
特に安全面が気になる女性キャンパーや初心者の方は、キャンプ場のスタッフが常駐しているかどうかを事前に確認しておくことをお勧めします。
初めてのソロキャンプ、場所選びで選ぶポイントは以下の通りです。
- 家から近いキャンプ場を選ぶ
- スタッフが常駐しているところを選ぶ
- 売店・レンタル用品があるところを選ぶ
それぞれを詳しく見ていきましょう。
家から近いキャンプ場を選ぶ
初めてのソロキャンプでは、なるべく家から近いキャンプ場を選ぶのがポイントです。
初心者のうちは、テント設営にどのくらいの時間がかかり、どんなスケジュール感で動けるのか見当もつかないはずです。
そのため、いきなり遠いキャンプ場を選んで、渋滞にでも巻き込まれてしまうと、全てのスケジュールが狂ってキャンプを楽しむどころではなくなってしまう可能性があります。
はじめは、自宅近くのキャンプ場を選び、慣れてきたら少し遠くのキャンプ場に挑戦していくのがいいでしょう。
スタッフが常駐しているところを選ぶ
先にも述べましたが、初めてのソロキャンプでは、スタッフが常駐しているキャンプ場を選びましょう。
たまに、いきなり人のいない山奥で野営する方がいますが、キャンプに慣れていない初心者は危険です。
何かあった時に助けを呼べる環境にするためにも、管理人が常駐しているキャンプ場を選びましょう。
キャンプ用具の使い方が分からなくなったときや、急な天候の変化、キャンパー同士のトラブルの際も、強い味方になってくれるはず。
ケガや発熱の際は最寄りの病院を紹介してもらえるでしょう。
売店・レンタル用品があるところを選ぶ
初めてのソロキャンプでは、キャンプ場に売店やレンタル品があるかどうかをチェックしておきましょう。
道具が足りない場合でも売店やレンタルがあると安心です。
キャンプ初心者は知っておきたいキャンプを楽しむためのマナー
自然の中で自由な時間を過ごせるソロキャンプですが、守るべきマナーは存在します。
ここでは特に気を付けるべきソロキャンプのマナーについて紹介します。
マナーはしっかり守る
キャンプにはルールはありませんが、皆が気持ちよくキャンプ場を利用するにあたって最低限のマナーが存在します。
例えば、
- 夜遅くまで電気を付けない
- 大声で騒がない
- 炊事場を独占しない
などです。
トラブルを避けるためにも、最低限のマナーは守るようにしましょう。
環境破壊に気を付ける
キャンプをする上で、気が付かないうちに環境破壊につながる行為をしてしまっている恐れがあります。
具体的には以下のような行為です。
- 禁止されている場所での直火(焚き火台を使わずに焚き火をすること)
- 芝生にダメージを与えるような焚き火
- プラスチックなどを燃やす
- 残った炭を放置する、あるいは地面に埋める
- 川で洗剤を使って洗い物をする
- 生えている木や枝を折る
特に注意すべきは「焚き火」に関連する行為です。
近年、多くのキャンプ場では直火禁止、つまり焚き火台の使用が定められています。
焚き火台を使用した場合でも、熱源から地面までの距離が近いと、芝生にダメージを与えてしまうことがあるため注意が必要です。
また、空気が乾燥し、落ち葉がたくさんある秋は、焚き火から山火事に発展する恐れもあります。
そのようなことが起こらないよう配慮しつつ、燃え移ってもすぐに消化できるように、水を準備しておきましょう。
防犯対策はしっかり行う
ソロキャンプは1人で行動するので、自分の身を自分で守らなければならない責任があります。
実は、SNSなどでキャンプでのトラブルが報告されています。
なかでも多いのが、キャンプ用品の盗難です。
ソロキャンプの場合、 トイレに行くとき、洗い物をするときなどに、テントが無人になります。
その際に盗難のリスクを軽減するため、以下のような対策を検討しましょう。
- キャンプ用品をテントに入れる
- テントの出入り口に鍵をかける
- 夜にテントを離れる際はライトを点けておく
- 近くのキャンパーに監視してもらう
- 防犯カメラを設置する
初めてのソロキャンプでもポイントを掴んで楽しもう
今回の記事ではソロキャンプの魅力やキャンプ場選びのポイント、注意点について解説しましたが、いかがでしたか?
これからソロキャンプブームは更に大きくなっていくと思いますので、キャンプ初心者の方でソロキャンプに挑戦したいと考えている方に、ぜひ本記事がお役に立てば幸いです。
皆さんのソロキャンプライフが充実したものになりますように。