キャンプ初心者必見!最初に買うものは?

キャンプをしたい!と思っても、まず何を揃えればいいんだろう…?
そんな風に悩むキャンプ初心者の方も多いのではないでしょうか。
今回は、キャンプ初心者の方向けに、まず最初に買うものについて解説します。
キャンプ初心者は必見!最初に買うものは?
道具選びに迷っているキャンプ初心者の方向けに、必要な道具についてキャンプスタイルに合わせたものをまとめました。
キャンプ道具の購入の際に参考にしてください。
デイリーキャンプの場合
デイリーキャンプは昼間にキャンプ場でバーベキューなどを楽しむスタイルのキャンプです。
この場合はそれほど多くの荷物は必要がないので、初心者の方もスタートしやすいのではないでしょうか。
以下に、デイリーキャンプの場合に買うものリストをまとめたので、ぜひご覧ください。
テーブル&椅子
キャンプで調理や食事をするのに必要なテーブル。地面は意外と凸凹しているため、鍋や食器をまっすぐに置けません。テーブルは複数用意し、料理用と食事用で分けて使うのもおすすめ!また、ローとハイ、2種類の高さから選べます。ハイは高さ80cm程度、ローは30cm程度が目安です。自分好みのキャンプスタイルでテーブルの高さを選びましょう。
椅子(チェア)は、キャンプで食事をしたり、ちょっと疲れた時に休憩したりする時に便利です。
コンパクトに収納して持ち運べるものから、リクライニング機能が付いたものまで種類が豊富です。
テーブル同様に2種類の高さがあり、ハイは40cm程度、ローは20cm程度が目安です。
クーラーボックス
夏場のキャンプではとくに重宝するクーラーボックスは、飲み物や食材を入れておくのに役立ちます。
ソロキャンプであれば小さめでも大丈夫ですが、家族4人分であれば30L~40L程度の収容力が目安です。
車の収納の余力があれば、飲み物と食材用で分けて用意することもおすすめです。
ガスバーナー・グリル
バーベキューを楽しみたい時はバーベキューグリルがおすすめ!
引き出し式ロストル(火床)なら、網の上に食材を乗せたまま炭の継ぎ足しやすいです。
はじめてなら、組み立てやすいシンプルなものがおすすめですが、脚を外して卓上でも使用できるツーウェイ仕様のものもあります。
また、炭をおこす手間なく手軽に火を使えるガスバーナーは、キャンプで料理をしたい時に最適なアイテムです。炭を使わずに済むため、火消しなどの手間もなく手軽に使えます。バーナーを使用する際には、ガスボンベが必要です。
あわせて持参しましょう。
焚き火台
キャンプにおける焚き火台は、ゆっくり焚き火を楽しむ他にも、調理用として利用したり、夜間の明かりを灯したりと便利なアイテムです。
最近では地面への直火が禁止のキャンプ場も増えており、キャンプで火を使う予定がある場合は最低でも1台は焚き火台を用意しておいたほうがいいでしょう。
焚き火台のなかには、コンパクトに収納できて持ち運びやすいモデルも多数販売されています。
大掛かりなバーベキューコンロよりも少ない手間でしっかり準備できるので、バーベキューの火力としても重宝できます。
調理器具
キャンプ用の調理用具は、持ち運びに便利な軽量コンパクトなものや焚き火で使えるものなど、家庭用の調理用具とは異なる便利な機能を備えたものが数多く販売されています。
調理器具の基本アイテムは、次の通りです。
・クッカー(鍋)
・ナイフ
・フライパン
・まな板
作りたい料理の種類や量に応じて、器具のサイズも考えましょう。
食器類
キャンプで食べる料理は、普段の食事とは一味違い、美味しく感じられるものです。
調理器具に料理を入れたまま食べることも出来ますが、せっかくならキャンプ用に食器を準備しておけば、よりキャンプご飯を楽しめるでしょう。
キャンプで紙皿や紙コップを準備している方も多いですが、風で飛ばされてしまうこともあり、ゴミを処分する手間も増えますので、食器を準備しておくことがおすすめです。
軍手・トング・炭・着火剤
焚き火台やグリルを使うときは、トング、炭、着火剤、軍手が必要不可欠。
食材、炭、薪などをつかむときに便利なトングは、食材と炭・薪で使い分けるために、複数個持参することをおすすめします。
炭は、スーパーやホームセンターといった近所のお店で入手しやすいです。
キャンプ場で売っているところもありますが、値段が少し高い場合が多いため、事前に用意しておきましょう!
炭は着火しにくいため、木々に火をつけた後から継ぎ足す形で使うのがポイント。
炭が上手くつかない場合は、着火剤を持っていきましょう。
初めて火をおこすキャンプ初心者にはもってこいのアイテムです。
火種を移動する際には、軍手があると便利。
火をおこすことに手間をかけたくない場合はガスバーナーを利用するのもありです。
日用雑貨(ゴミ袋、タオル、食専用スポンジなど)
意外に思われるかもしれませんが、日用雑貨もキャンプには必要なアイテムです。
ゴミ袋は大詳サイズ数枚準備しておくと、ゴミ入れ用や雨天時の道具収納用に使う事ができます。
また、タオルは不意に濡れたときや食器などを拭くのに使用できます。
食専横スポンジは使用した食器をすぐに洗えるので、衛生面でも重宝できるでしょう。
テント泊をする場合
ここでは、デイリーキャンプで紹介した道具の他に、キャンプ場で拍以上する場合に買うべき道具を紹介します。
テント
キャンプといったらテントを思い浮かべる方も多いはず。
テント泊をしたい、と思ったら、まずはテントを揃えましょう。
テントを選ぶ場合は、テント内の広さや形状に注目!
使用人数+ 1〜2人のサイズを選ぶと広く快適に過ごせます。
耐水圧は1,500mm以上のものであれば、テント内に雨が侵入しにくいです。
また、設営のしやすさもチェックポイントです。
グランドシート
グランドシートは、テントの下に敷くシートのことです。
キャンプ場によっては、尖った石や枝が落ちていてテントが破けてしまう事があります。
テントを破損から守るには、グランドシートを敷くことをおすすめします。
大きな石や枝などは見つけやすいのでテント設営前にどかすことはできますが、目視で見つけにくいものも落ちていることがあるため、グランドシートを敷くことは重要です。
フロアマット
フロアマットは、テントの中で床の上に敷くマットのことです。
インナーマットとも呼ばれています。
地面の凹凸を軽減したり、地面からの湿気や冷気をやわらげてくれる効果があり、あるのと無いのとで寝心地が全然変わります。
購入時は必ず、テントのインナーサイズを把握しておきましょう。
寝袋
キャンプは地面の上で寝るので、寝袋選びはとても大切です。
寝袋と言っても、形状や生地、中綿の素材、使用できる温度で価格や性能が大きく違います。
大前提として、どこでどう使うのかを考えることが重要です。
初心者が寝袋を選ぶ際に、以前は入門用として安価な製品を購入することも多かったようですが、最近は最初から良い製品を買って長く使う傾向に変わってきました。
寝袋は快適な睡眠に直結するものなので、しっかり検討して選ぶようにしましょう。
ペグ&ペグハンマー
ペグは、テントやタープが風で飛ばされないよう、生地につながったロープ(ガイロープ)を地面に固定する杭のことです。
テント購入時に同梱されているものは悪天候時の固定力には不安が残る、そんな時は、頑丈な素材で作られている鋳造ペグがおすすめ。
金属製はプラスチック製よりも地面が硬い場所や砂利にも打ち込みやすく、地中深くに打ち込めます。
また、ペグを打ち込むために必要なペグハンマーですが、テントやタープを購入した際に付属品として付いてくるものは壊れやすいです。
地面が硬いキャンプ場ではなかなか刺さらないこともあるため、単体で丈夫なペグハンマーを購入した方がいいでしょう。
真ちゅう、ステンレス、鍛造ヘッド、3種類の中でも、特に硬くて頑丈な鍛造ヘッドがおすすめです。
ランタン
キャンプ場の夜の照明に、ランタンは必須アイテムです。
ランタンの主な役割は、自身のいるエリアを明るくすることと、虫を集めることです。
また、テントの中で就寝前の時間を過ごす時のライトとしても使用できます。
近年、照明機能以外にも、スピーカー機能を備えたものや、他の電子機器への給電ができるものもあります。
キャンプ初心者は必見!シーズンに合わせて買うものは?
ここでは、季節別に揃えたほうがいいおすすめの道具を紹介します。
夏の場合
夏場のキャンプであったほうがいい道具としては
・日焼け止めクリーム
・防虫グッズ
・扇風機
があります。
夏に限ったことではありませんが、夏は特に紫外線に注意が必要です。
日焼け止めクリームをきちんと塗って、お肌を紫外線から守りましょう。
日焼け止めクリームだけでなく、帽子もあると尚いいですね!
キャンプ場は自然に囲まれた場所。
そんな中、夏場のキャンプでの一番の大敵は虫です。
蚊やアブなどから身を守るため、虫よけスプレーや蚊取り線香などを準備しておきましょう。
また、夏場は気温が上がりますから、熱中症対策に涼を求める道具を準備することをおすすめします。
うちわでもいいですが、持ち運びできる充電式の扇風機などあるといいでしょう。
冬の場合
冬のキャンプであったほうがいい道具は
・暖房器具
・カイロ
があります。
ガスヒーターや石油ストーブ、薪ストーブなどは、燃料を必要としますが、しっかり暖まるだけでなく調理器具としても使用可能です。
シンプルな暖房器具ならお湯を沸かして入れるだけの湯たんぽもあります。
また、手軽な寒さ対策といえばカイロ。
カイロは使い捨てカイロだけでなく、充電式やオイル式のものもありますので、1つ持っておくだけでも重宝します。
キャンプ初心者は必見!キャンプスタイルに合わせて道具を選ぶポイントは?
ここでは、キャンプスタイルに合わせて道具を選ぶポイントについて説明します。
ソロキャンプの場合
ソロキャンプとは、1人でキャンプを楽しむことです。
ソロキャンプの場合はテント・寝袋・チェア・ミニテーブル・ランタン・ハンマーなどがあれば問題ないでしょう。
また、テントの設営や片付け、荷物の運搬まで全て1人で行う必要があります。
ですので、キャンプの道具を選ぶ場合は設営のしやすさや荷物の持ち運びやすさを念頭に考えるといいでしょう。
2人キャンプの場合
近年、夫婦やカップル・友人同士でキャンプを楽しむ2人組スタイルが増えてきています。
2人でキャンプを行う場合、テントに加え人数分の寝袋やチェアを集めるとなると費用がかさみますので、必要人数分の道具が揃うキャンプセットがおすすめです。
大切な人と非日常的な時間を過ごすのに最適な2人キャンプを成功させるために、キャンプセットを探してみてはいかがでしょうか。
ファミリーキャンプの場合
3人以上のファミリーや大人数でキャンプを楽しみたいという人はそれだけ揃える道具も多くなります。
まずは全てを購入して揃える前に、キャンプセットでの購入やレンタルするのはいかがでしょうか。
テントやランタンに加え、人数分の寝袋やチェア・大きめのテーブルがセットになったキャンプセットもあり、テントも3人以上が寝転べる大きさの商品になるため、2ルームテントがセットになっているものもあります。
キャンプの参加人数が増えれば増えるほど必要な道具にかかる費用が高額になりやすいので、レンタルサービスを利用してお得にキャンプを楽しむのも一つの手でしょう。
キャンプ初心者は買うものをチェックしよう
今回の記事では、キャンプ初心者が買うものについて解説しましたが、いかがでしたか?
ソロキャンプや2人キャンプ、ファミリーキャンプなど様々なスタイルがあることに加え、日中だけのデイリーキャンプなど、初心者が挑戦しやすいスタイルもあります。
自分がどんなキャンプをしたいかを考え、本記事を道具選びの参考にしていただければ幸いです。
ぜひ、楽しいキャンプを実現してください。