女子キャンパー向けキャンプに必要な持ち物チェックリスト!
日常を離れ、自然を満喫できるキャンプ。
男女問わず人気のあるレジャーですが、近年、お洒落にアウトドアを楽しむ女子キャンパーが増えてきました。
しかし、キャンプ初心者の場合は「何を持っていけばいいの?」「服装は?」「女性だけで行くとき気を付けるべきことは?」など、わからないことも多いのではないでしょうか。
今回の記事では女子キャンパーに必須の持ち物を紹介します。
女子キャンプに行きたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
女子キャンパー向け!キャンプに最低限必要な持ち物
ここでは、女子キャンプに必要最低限の持ち物について紹介します。
具体的には以下の通りです。
・テント
・フロアマット
・ペグ&ペグハンマー
・寝具(シュラフ)
・LEDランタン
・テーブル&チェア
・ガスバーナー
・クーラーボックス
・食料、飲み物
・食器類
・洗剤、スポンジ
・バッテリー類
・スマートフォン
・タオル
・ウェットティッシュ
・ゴミ袋
・雨具
それぞれを詳しく見ていきましょう。
テント
キャンプといったらテントを思い浮かべる方も多いはず。
テント泊をしたい、と思ったら、まずはテントを揃えましょう。
テントを選ぶ場合は、テント内の広さや形状に注目!
使用人数+ 1〜2人のサイズを選ぶと広く快適に過ごせます。
耐水圧は1,500mm以上のものであれば、テント内に雨が侵入しにくいです。
また、設営のしやすさも購入時のチェックポイントです。
フロアマット
フロアマットはテントの中で床の上に敷くマットのことです。
インナーマットとも呼ばれています。
地面の凹凸を軽減したり、地面からの湿気や冷気をやわらげてくれる効果があり、あるのと無いのとで寝心地が全然変わります。
購入時は必ず、テントのインナーサイズを把握しておきましょう。
ペグ&ペグハンマー
ペグは、テントやタープが風で飛ばされないよう、生地につながったロープ(ガイロープ)を地面に固定する杭のことです。
テント購入時に同梱されているものは悪天候時の固定力には不安が残る、そんな時は、頑丈な素材で作られている鋳造ペグがおすすめ。
金属製はプラスチック製よりも地面が硬い場所や砂利にも打ち込みやすく、地中深くに打ち込めます。
持ちやすく、女性1人でも打ち込みがしやすいものを選びましょう。
また、ペグを打ち込むために必要なペグハンマーですが、テントやタープを購入した際に付属品として付いてくるものは壊れやすいです。
地面が硬いキャンプ場ではなかなか刺さらないこともあるため、単体で丈夫なペグハンマーを購入した方がいいでしょう。
真ちゅう、ステンレス、鍛造ヘッド、3種類の中でも、特に硬くて頑丈な鍛造ヘッドがおすすめです。
寝袋(シュラフ)
キャンプは地面の上で寝るので、寝袋選びはとても大切です。
寝袋と言っても、形状や生地、中綿の素材、使用できる温度で価格や性能が大きく違います。
大前提として、どこでどう使うのかを考えることが重要です。
初心者が寝袋を選ぶ際に、以前は入門用として安価な製品を購入することも多かったようですが、最近は最初から良い製品を買って長く使う傾向に変わってきました。
寝袋は快適な睡眠に直結するものなので、しっかり検討して選ぶようにしましょう。
LEDランタン
キャンプ場の夜の照明に、ランタンは必須アイテムです。
キャンプ場は夜になると非常に暗くなってしまうため、ランタンやランプは必須です。
ランタンはタープにつけて、自分のキャンプスペースを照らしたり、テントで着替えたりするときに使います。
複数人でキャンプに行くなら3個程度のランタンを用意するべきですが、ソロキャンプの場合はメインランタンを使いまわすか、テントの中用と外用の2つがあれば十分です。
ランタンには燃料を使って明かりを灯すタイプもありますが、最初は手軽に扱えるLEDランタンがおすすめです。
テーブル&チェア
キャンプで調理や食事をするのに必要なテーブル。地面は意外と凸凹しているため、鍋や食器をまっすぐに置けません。テーブルは複数用意し、料理用と食事用で分けて使うのもおすすめ!また、ローとハイ、2種類の高さから選べます。ハイは高さ80cm程度、ローは30cm程度が目安です。自分好みのキャンプスタイルでテーブルの高さを選びましょう。
椅子(チェア)は、キャンプで食事をしたり、ちょっと疲れた時に休憩したりする時に便利です。
コンパクトに収納して持ち運べるものから、リクライニング機能が付いたものまで種類が豊富です。
テーブル同様に2種類の高さがあり、ハイは40cm程度、ローは20cm程度が目安です。
ガスバーナー
バーベキューや野外炊飯はキャンプの楽しみの一つだといえるでしょう。その際に必要な持ち物が、ガスバーナーです。
ガス調理器には、バーベキューコンロや卓上におけるガスコンロなどさまざまな種類がありますが、持ち運びもしやすい卓上コンロがおすすめです。
また、火力の調節や着火が簡単にできるかどうか、風に強いかどうかも確認して選びましょう。
クーラーボックス
意外と忘れがちなものがクーラーボックスです。
飲み物を冷やしておくためなのはもちろん、食材を新鮮に保つためにも必ず持っていきましょう。
持ち運びができる大きすぎないサイズを選ぶのがポイントです。
どうしても大きいものを使いたい場合は、動かしやすいキャスターがついているタイプを選びましょう。
食料、飲み物
キャンプ場の近くには、スーパーやコンビニがないことがほとんどです。
売店があるキャンプ場もありますが、通常より割高の可能性が高いため、食料や飲み物は事前に準備することが望ましいでしょう。
また、準備した食材を新鮮に保つために、クーラーボックスに入れて持ち運ぶことがおすすめです。
特に夏場は生ものがすぐに腐ってしまう可能性があるため、食料や飲み物の保冷対策を心がけましょう。
食器類
キャンプで食べる料理は、普段の食事とは一味違い、美味しく感じられるものです。
調理器具に料理を入れたまま食べることも出来ますが、せっかくならキャンプ用に食器を準備しておけば、よりキャンプご飯を楽しめるでしょう。
キャンプで紙皿や紙コップを準備している方も多いですが、風で飛ばされてしまうこともあり、ゴミを処分する手間も増えますので、食器を準備しておくことがおすすめです。
バッテリー類
キャンプ場によっては、電気が通っていなかったり、電源がなかったりする場合があります。
そのため、スマートフォンやランタンなどの電子機器を充電するために、モバイルバッテキャンプ場で充電できずに困らないように、十分な数準備していくことがおすすめです。
スマートフォン
誰かと連絡を取ったり、調べ物をしたりするためにスマートフォンは必須。
特に女性だけでキャンプに行く場合は、何かあってもすぐに連絡が取れる環境であることが重要です。
キャンプ場を選ぶときは、電波が届くか否かを事前に確認しておきましょう。
日用雑貨(ゴミ袋、タオル、食洗用スポンジなど)
意外に思われるかもしれませんが、日用雑貨もキャンプには必要なアイテムです。
ゴミ袋は大詳サイズ数枚準備しておくと、ゴミ入れ用や雨天時の道具収納用に使う事ができます。
また、タオルは不意に濡れたときや食器などを拭くのに使用できます。
食洗用スポンジは使用した食器をすぐに洗えるので、衛生面でも重宝できるでしょう。
雨具
キャンプは基本屋外でするものです。
天気はいつ何時変わるか分からないので、急な雨にも対応できるよう、雨具は持っておいた方が安心できるでしょう。
女子キャンパー向け!キャンプに持って行きたい有れば便利な持ち物
ここでは、女子キャンプに有れば便利な持ち物について紹介します。
具体的には以下の通りです。
・防虫グッズ
・日焼け止め
・コスメ類
・洗面具類
・衛生用品
・冷え対策グッズ
それぞれを詳しく見ていきましょう。
防虫グッズ
キャンプ場は自然に囲まれた場所。
そんな中、夏場のキャンプでの一番の大敵は虫です。
蚊やアブなどから身を守るため、虫よけスプレーや蚊取り線香などを準備しておきましょう。
日焼け止め
夏に限らず春、秋でもそうですが、夏場は紫外線が強い時期でもあります。
紫外線対策として帽子と一緒に日焼け止めクリームもあった方が安心です。
定期的に塗り直し、美容や健康のためにも紫外線対策をしましょう。
コスメ類
キャンプ場によっては、近くにコンビニがなかったり、貸し出しをしていなかったりと、現地での化粧品入手は困難である場合があります。そのため、到着してから調達するのではなく、普段使っているものを持っていくことがおすすめです。冬場であればより乾燥するため、必要に応じてクリームなども持っていくようにしましょう。
洗面具類
毎日入らないと気が済まない女性であっても、キャンプなどのアウトドアではお風呂に入れないこともあります。
そんな時は、水を必要としないシャンプーを活用したり、濡らしたタオルやボディシートで体を拭き、この場をしのいでください。
また、キャンプ場内や周辺には入浴施設や名湯もある場合も多いので、お風呂セットはぜひ準備しておきましょう。
色々と持つ必要はありません。
サンプルとして貰ったシャンプーやコスメ、タオルと着替えをコンパクトにまとめておくと良いですね。
衛生用品
予想外のタイミングで生理が来る可能性もあるので、ナプキンやタンポンなどの衛生用品も持っていくといざという時に安心です。
キャンプ場の立地次第ではすぐに生理用品を手に入れられないこともあるため、事前に準備しておくことをおすすめします。
予定日の直前など、不安な場合は多めに持っていくとよいでしょう。
冷え対策グッズ
冬場のキャンプではもちろんですが、夏場のキャンプでも、予想以上に冷え込む可能性があります。
朝や夜は特に寒くなることが多く、テントや寝袋だけでは足りないことも。
そのため、防寒グッズをひとつ持っていくことがおすすめです。
野外用のブランケットや、ジャケットなどを準備しておきましょう。
女子キャンパー向け!キャンプにあえて持って行かなくてもいい道具
ここでは、女子キャンプにあえて持って行かなくてもいい道具を紹介します。
具体的には以下の通りです。
・調理用テーブル
・たくさんの調理器具
・ランタン用スタンド
それぞれを詳しく見ていきましょう。
調理用テーブル
キャンプで料理をする時に、調理用のテーブルがあると確かに便利です。
しかし、別のものでも代用はできます。
特に女子キャンプの場合はできるだけ荷物を減らしたいところなので、調理用のテーブルをあえて準備する必要はないでしょう。
たくさんの調理器具
様々な調理器具を準備していく女性キャンパーは少なくありません。
しかし、たくさんの調理器具を持って行かなくても対応できるのが現実です。
キャンプ場で簡単に料理を準備したいからと、便利グッズ系をたくさん確保する方もいますが、次第に使わなくなっていくことも少なくありません。
必要最低限の調理器具でキャンプをスタートし、足りないものはレンタルしたり、必要に応じて買い足すのがおすすめです。
ランタン用スタンド
あるとお洒落なランタン用スタンドですが、無くても大丈夫です。
そもそもキャンプ用のランタンは丈夫なので、地面に直置きできます。
ランタンは、高い部分に吊るさなくてもきちんと周囲が明るくなるので、必ずしもスタンドは必要ありません。
キャンプに必須のアイテムではないので、ランタン用スタンドの購入は急がなくてもいいでしょう。
女子キャンパーがキャンプで注意すべきポイント
ここまでで、女子キャンパーにおすすめのキャンプの持ち物について解説しましたが、ここでは女子キャンパーがキャンプで注意すべきポイントについて紹介します。
具体的には以下の通りです。
・防犯対策はしっかり
・最低限の持ち物で身軽に
それぞれを詳しく見ていきましょう。
防犯対策はしっかり
キャンプ場では男女関係なく盗難の被害に遭う可能性があります。
また、女性の場合はテントの組み立て方などを教えることを口実に近づき体に触れられたり、テント内を覗かれたりする危険性もあります。
嫌な思いや危険な目に合わないためにも、以下の防犯グッズを持参することをおすすめします。
・南京錠
・防犯ブザー
・人型センサーライト
・護身用催涙スプレー
最低限の持ち物で身軽に
キャンプでは、どうしても持ち物が多くなってしまいます。
しっかりとした対策も重要ですが、優先順位を決めて必要最低限の量を持っていくことを意識しましょう。
持ち物が多すぎると持ち運びが難しくなりがちです。
キャンプグッズを選ぶときも、できるだけ軽量のものを選びましょう。
キャンプの持ち物は最低限で十分!女子キャンパーも楽しもう
女性がキャンプを楽しむなら、今回ご紹介したアイテムを中心に準備し、必要最低限のものだけで身軽に楽しむことがおすすめです。
色々揃っていないと不便さを感じてしまうかもしれませんが、その不便さを逆に楽しめるとキャンプもより楽しくなるのではないでしょうか。
始めは上手くいかなくても、何度かキャンプをしているうちに自分の目指すスタイルが見つかるはず。
ぜひ、どんどんキャンプを楽しみましょう!